思うこと

時々、不思議だなぁって思うんです。
２０年前に田舎の自営業の長男に嫁ぎ
同居生活に辟易し田舎特有のご近所付き合いにうんざりして生活していたこと。
家に帰らずに遊び歩いてた旦那に怒ってばかりいたこと。
心から信頼できる友達もそばにいなかったこと。
心の中は文句・不平不満しかなかったこと。
でもこれが私の人生なんだと早すぎた結婚に後悔しつつも暮らしていたこと。

あれは夢だったんだろうか。

今は札幌で核家族として子煩悩な（連れ子の上の子達のこともとても可愛がってくれる）旦那に恵まれご近所もいい人ばかりで
こちらに来てから仲のいい友人も何人かできた。友人は純粋で本当に私には勿体ない人達ばかりだ。
こちらでは田舎みたいな面倒臭いこともなく気ままに暮らしている。

嫁・姑問題はどちらの結婚にも付き物だったけれど同居してないだけ本当に恵まれていると思う。
新婚生活から同居だった１回目の結婚。
毎日がグレーだったなぁ。
娘には「あの頃のお母さんの笑った顔って見たことなかった」と言われてる。
確かに毎日暗かったわー。
ちょっと鬱だったかもしれないね。

私は１度の人生で２度生きた気がしている。
って結婚を２回してるんだからそんなもんなのかもしれないけれど。

自分の直感を信じてきたら
何だかここまで来ちゃったんですけどね。
何の根拠がなくても「自分がこうしよう」って思った気持ちを大事にしなくちゃと思う。
しかしあれだ
結婚してると旦那に「お前、そんなんじゃダメだ」とか言われて自分の直感通りにできなかったことも多々。
でもその結果はやっぱりね・・ってことになった。

あぁ話がそれちゃったけど
結局は今の生活に心から感謝ってことです。
お金持ちじゃないけれど普通に家族で暮らせることに感謝。
この気持ちを忘れないでいよう。